セルロースファイバー断熱材を施工側から検証

施工の方法

専用シートをはる

まずは壁・天井に専用のシート(不織布)をはっていきます。

ここで注意しなければいけないのがシートにたるみを発生させない事です。

慣れるまではこの作業が難しい。

でも充填断熱ではこのシートの施工精度で性能にばらつきがでてしまいます。

 

 

充填施工

セルロースファイバーは専用の機械を使用して壁、天井、屋根に充填していきます。

機械に断熱材を入れホースを通って放出され、ちょうど消防の放水のような感じです。

充填施工で気を付けることは、ホースの先から伝わる手の感覚をしっかりと覚える事です。

手袋をしているとその感覚の伝わりが薄く必ず素手で施工しています。

丁寧に左・右・真ん中といったリズムで充填する。

 

 

 

充填状況を確認する

必ずシートを捲って施工を確認しています。

欠損ができる箇所としては隅の角です。

充填出来ているかの確認は手でシートの張を感覚で判断するのですが

隅の角は殆どの施工費者は確認できていないと思います。

充填施工の写真のように、下より上の充填が慣れた施工者でも気が抜けない部分となります。

 

まとめ

セルロースファイバーは隙間なく充填できると言い切ってはだめです。

新築の場合とリフォームの場合でも同じ施工をしていても充填にムラがでます。

その状況にあった施工の仕方を覚えなければ対処出来ず、取り返しのつかない欠損ができ

性能が確保出来ません。

どのような断熱材でも施工者に左右されます。

しっかりとした施工魂で施工さえ出来れば、最強の断熱材と思います。

あと、セルロースファイバーで覆われた家は外壁の劣化速度が遅くなります。

北側の外壁は苔が生えやすいのですが、築数十年でも苔が生えていない状況を確認済みです。

 

 

断熱工事に行ってきました

南丹市で高気密、高断熱住宅専門店のセイチョーです。

長岡京市へ断熱工事に行ってきました。

以前から交流のあるライオンホームさん。

ここの社長さんは若いけど凄くやりての方です。

三階建の西面を外部から断熱施工するという数回しか経験のない現場でした。

隣地との間隔が狭く足場に上がるのがやっとの空間、肥えてる私にはかなりハードな現場です。

工期も決まっているので本日も施工に行きます。

 

防音効果

南丹市で高気密、高断熱住宅専門店のセイチョーです。

もうすぐお引渡しの店舗併用住宅ですが、店舗はカラオケスナックでして外部に音が漏れない設計にして下さいとのことでした。

色んな防音、吸音材がありますが、以前遮音シートや吸音ボードも試して施工してきましたが、どうも納得のいく効果が得られませんでした。

そこで、得意のセルロースファイバーで試すことにしました。試すというより経験上これしかないと思っていましたし、普通の住宅では雨の音、車の音が聞こえないので快適に生活していますとのお声もたくさん頂戴していたので店舗にも採用してもらいました。

内心不安はありましたが、第一興商さんの立会いのもと通常のカラオケ音量で私が二曲熱唱し、外部への音の漏れを確認しました。

かすかに聴こえる程度で確実にセルロースファイバーが防音してくれました。サッシや玄関ドアからの漏れを心配していましたが、それより24時間換気の給気口からの音の漏れがおおくありました。

第一興商さんにも、これなら完璧ですと言っていただけ開店に向けホッと安心する

気流止めの重要性

南丹市で高気密、高断熱住宅専門店のセイチョーです。

現在進行中の現場です。

お客様からとにかく寒い部屋なので暖かくしてほしいとのご要望がありました。

壁をめくるとかなり昔のグラスウール断熱材、そして土の荒壁が姿を見せました。

よく見てみると荒壁、間仕切壁と床のとりあい部分に隙間があるのがわかると思います。

 

この隙間の下は床下で外部と同じ環境になっており手をかざすと風を気持ちよく感じることができます。

今まで壁の中を風がはしっていた証拠としてグラスウールに埃が付き黒くなっていました。

これではただのガラス繊維です。

壁内が外部と同じ環境になっていれば、暖かい部屋になるはずがないです。

そこでしっかりと空気の移動、気流を止めることが重要になります。

こうして空気の流れをしっかりと止めます。

室内で発生した水蒸気は透湿して壁に入り壁内結露が心配されますが、それ以上にこの外部から空気の流れによって運ばれてくる水蒸気の方が壁内結露のリスクをあげてしまいます。

高気密、高断熱にするには、気流止め施工をしっかりとすることが重要になってきます。

断熱ドアをつくりました

南丹市で高気密、高断熱住宅専門店のセイチョーです。

セルロースファイバー断熱材を充填した玄関ドアをつくりました。

既存のアルミ玄関ドアを交換してほしいとのご要望があり、無断材でつくりましょうとご提案しました。しかも親子ドアです。

ドア枠を解体せずに納めるのに建具屋さんは大変でした。

しかも、セルロースファイバーを充填して断熱ドアにしましたのでかなり施工が難しかったと思います。

でも綺麗に納まりました。

こんな感じでセルロースファイバーを充填しています。

なかなか珍しい断熱玄関ドアができたと思います。

 

壁の外側を断熱する

南丹市で高気密、高断熱住宅専門店のセイチョーです。

2年程前になりますが、店舗のリフォームをさせていただきました。

もともとガレージ部分を改修して美容室をされているのですが、外気と接する壁には断熱材は施工されていませんでした。少しでも店舗部分多くとの思いもあったのか、壁の厚みもあまりなく断熱を入れるスペースはありませんでした。

壁の下地はそのままに改修する計画ですが、店舗内がとても寒くてできれば寒さを解消できればお願いしますとのことでした。

そこで提案したのが壁の外側に断熱する方法です。

カーボン入りのボード状断熱材を張り、固定します。

そして、樹脂モルタル、仕上げ材を塗り完成です。

サーモカメラで熱損失がないか確認すると

この通り熱損失はありません。

完成後は冷暖房が以前よりよく効くと喜んでいただきました。

小さな面積でも断熱することの大切さを学びました。

家も燃費で選ぶ時代

南丹市で高気密、高断熱住宅専門店のセイチョーです。

突然ですが、住宅展示場に行ったとしましょう。

たくさんの住宅がある中で、この家の燃費は年間いくらですと玄関先に書かれていたら、あなたはどうされますか。

とりあえず玄関を開けたくなるのではないでしょうか。

ゼロエネルギー住宅とか、スマートハウスとか、そんな垂れ幕を見て玄関を開けたくなりますか。はいと言われればそうですかですが^^;

よりも、家の年間の光熱費がいくらかかる家だと買う前にわかれば、燃費表示がない車を買う対象から外すように、燃費のわかってる家を選んだほうが、住んでからも安心して家計設計ができると思います。

車を燃費で選ぶように、家も燃費で選ぶ時代になってきます。

弊社では計画段階から燃費計算をし、お客様に提示して納得していただいてから契約させていただいています。

 

一例ですがこんな感じです。

計画段階では想定する数値もありますが、工程の中で性能の確認をしっかりとして最後に計画の燃費と照らし合わせます。

施工制度を高める意識を持てる意味でもいいと思っています。

家も燃費で選ぶ時代はもうそこまできています。

 

家の断熱材に思い出を吹き込む

南丹市でセルロースファイバー断熱材専門店のセイチョーです。

地産エコ断熱協会の会員である弊社は、お客様の読まれた新聞紙で断熱材をつくり、お客様の家に使用する取り組みもしています。

全部の断熱材をというわけにはいきませんが、家づくりの中で物語がつくれたらと考え提案させていただいています。

前もってお客様に読まれた新聞紙をストックしてもらい、断熱工場へ持ち込みます。

こうして思い出のつまった断熱材が出来上がりました。

そして、またお客様の家にもどします。

いつまでも、我が家の断熱材は新聞紙でできていて、その時代に読んだ新聞紙が断熱材となり、家を守ってくれているんだ。

そう伝えられていけば嬉しです。

 

 

基礎断熱は温湿度を常に管理する事が大切です

南丹市 で 高気密、高断熱専門店のセイチョーです。

弊社では基礎断熱を標準採用しています。工事中は常に床下の温度と湿度を管理します。常にお客様とも共有し環境の安定に努めています。お客様にもすぐにわかる温湿度計を工事中設置します。

基礎内に仕込んだ温度、湿度計 おんどとり

 

床下の環境がまるわかりです。基礎コンクリートの水分が抜けるのに役2年くらいはかかります。ということは建築中はすごい水分がコンクリートから出ています。こうして管理するのは、コンクリートから出る水分で床下が飽和状態になり結露を起こす環境を事前に知り防止するためです。やばいと思えばこれの登場です。

送風機

かなりうるさいですが毎日朝から動かしています。これで湿度を下げることができ、結露の心配がなくなります。

これは基礎断熱の施工写真ですが基礎の内側にこのようにして断熱材を張り付けます。

 

 

基礎の外を断熱する基礎外断熱もありますが今はこちらを採用しています。

基礎断熱にすると心配なのは白蟻です。白蟻は地面からの被害も多く、発泡系のウレタンを好みます。そこで、断熱材の継目、排水管の貫通部には防蟻ウレタンを使用して対策してます。

そして基礎内全体にホウ酸を散布します。写真がないですが〜

基礎断熱の場合は床下も室内と同じ環境になるので、防蟻剤は安全性の高いホウ酸を使用しています。よく使用されているネオニコチノイド系の防蟻剤は劇薬と聞きますのでいっさい使用しません。

基礎断熱を採用するには床下も部屋だという感覚で、もちろん工事中は基礎内も土足厳禁です。

こうして安全な基礎内環境をつくっていきます。

 

京都南丹市で自然素材の断熱材セルロースファイバー

京都府南丹市で自然素材の断熱材を使用して家づくりをしているセイチョーです。

セルローズファイバーとは、天然の木質繊維のことです。
昔ながらの吸放湿作用があり、防音性能にも優れています。
断熱材には色々ありますが、その性能を判断する為に熱伝導率が公表されています。
熱伝導率とは、熱の伝わりやすさを示しており、断熱材を選定する上で大切であり、次に断熱材の厚みを設定して、熱抵抗値を考えます。
熱抵抗値とは熱の通りにくさであり数値が高いほど断熱性能が良いとされています。
例えば、よく使用されているグラスウール10k厚み100mmの場合梱包状態によってはその厚みが潰れている事があります。仮に70mmの部分があったとしたら性能に欠損ができてしまいます。
計算で考えてみます。
熱抵抗値=材料の厚み➗材料の熱伝導率
グラスウール10k100mm 熱伝導率0.05
0.1➗0.05=2
これが70mmになると
0.07➗0.05=1.4となるわけです。
数値の高いほど断熱性能が良いので、厚みが潰されて性能がすごく落ちるわけです。
この様な事を考えながら断熱材を選定し、しっかりとした施工をする事で性能通りの数値が期待できます。
弊社の標準使用であるセルロースファイバーは自社施工であり、細心の注意をはらいながら性能の確保に努めています。

吹込み後に充填状況を確認し、お客様にも確認していただき緊張感の中で施工しています。